白河RC2018-2019年山本光子会長年度

【2018-2019年度 白河ロータリークラブ会長挨拶】

山本会長.png

会長 山本 光子

2018-19年度白河ロータリークラブ61代会長へのご指名をいただきまして深く感謝申し上げます。昨年度創立60周年という節目を迎えた歴史ある白河ロータリークラブにおいて、初の女性会長として重い責任を感じていると同時に、緊張と不安が入り混じった気持ちで一杯でございます。会員皆様の深い愛情とご指導ご協力を賜りながら一所懸命頑張って参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018-19年度RI 会長バリー・ラシン氏は、テーマを「インスピレーションになろう:Be the inspiration」と揚げました。これは全てのロータリアンと地域の人々にロータリーのことを理解して頂くために「感化し励ます⼈になろう」という意味です。

ロータリークラブは、113年前の創設以来、世界中の人々と地域に対して様々な影響を与え続けてまいりました。その基礎となってきたのが各クラブの地域での小さな活動です。私たちの地域社会で行動する力は、世界的な影響を生み出し、力を合わせればたいていのことを実現できるだけの能力とリソースを兼ね備えています。

しかしながら、ロータリーがどんな団体で、どんな活動をしているのか、地域社会に十分に浸透しているといえるでしょうか。多くのロータリアンでさえ、ロータリーについて十分に知らず、ロータリー会員であることの恩恵を十分に享受していない状況です。また、世界的に見ても、会員の高齢化や会員数が増えないなどの課題から、これまで同様の活動を続けていくのが困難なクラブさえ出てきています。

このような状況の中、国際ロータリーは以下の3つの優先項目を目標として掲げました。

優先項目1 「クラブのサポートと強化」

優先項目2 「⼈道的奉仕の重点化と増加」

優先項目3 「公共イメージと認知度の向上」

これに対し、第2530地区平井義郎ガバナーは、指針の中で「クラブこそがロータリーの核心」であると述べられました。2016年規程審議会でクラブの柔軟性という大きな変革がなされ、若い世代の会員増強を行いやすくなったとはいえ、まだまだ各クラブが充実しているとは言い難い状況です。クラブが充実しなければ、活動が地域の大きな波紋にはなりえません。

そのため、平井ガバナーは、地区の目標を以下のように設定されました。

1.会員基盤の維持と強化

2.ポリオ撲滅への取り組みと支援

3.TAKE ACTION―みんなで行動を起こしましょう

4.RI戦略計画と中核的かと間の理解と実践

5.公共イメージ向上

6.全クラブでロータリー賞に挑戦しよう

7.研修制度の充実

8.ロータリー財団への理解と活用

9.米山記念奨学会への協力

 これらの地区目標の推進のほか、クラブ会長には以下の任務があります。

(ロータリー章典10.030.より)

1. クラブの諸会合の議長を務める。

2. 各例会を入念に立案し、開会と閉会の時間を厳守するよう配慮する。

3. クラブ理事会の定例会合(少なくとも月に1回)の議長を務める。

4. 任務にふさわしい人をクラブ委員会委員長および委員に任命する。

5. 各委員会がそれぞれ明確な目標を持ち、それぞれの働きが調和するようにする。

6. 地区大会に出席する。

7. クラブ内および地区内のロータリーの諸問題に関してガバナーおよびガバナー補佐と協力する。

8. 例年の財務調査はもちろん、クラブ予算の編成および会計事務の完全な履行を監督する。

9. クラブが包括的な研修プログラムを実施するよう確認し、必要であれば、研修を行うクラブ研修リーダーを任命してもよい。

10.ガバナー月信、その他事務局とガバナーからの通信、刊行物などから得られる重要な情報が確実にクラブ会員に伝達されるよう確認する。

11.毎年6月に、クラブの財政状態および当該年度のクラブの目標達成状況について、総括的な報告をクラブに提出する。

12.任期が終わる前に、会長エレクトと協力して、すべての重要記録、文書、財務事項を含め、任務の引継ぎが円滑に行われるようにする。

13.新たな管理体制が成功し、管理運営の継続性を保つため、クラブの新旧理事の合同会合を開催する

10.030. 201310月理事会会合、決定31号)

はたして、上記のような重責任務を私に全うすることができるのか、不安で胸が押しつぶされる思いでおります。

しかしながら、会長個人としての責務を果たすことが目的ではありません。まず我々ロータリーは、

「価値ある企業活動の根本に奉仕理念を置き、これを推奨し育成すること、詳しくは、次の事項を奨励育成することである。」

1.奉仕を実践する際には、関係する人々と面識を深め人間関係を発展させること。

2.社会に対する奉仕を実践するうえで企業と専門職がもつ高い倫理基準を保ち社会に役立つ仕事はすべて価値あるものと認識しそして、ロータリアン各自の職業を尊厳あるものにすること。

3.ロータリアン一人一人が、個人として、職業人として、地域社会の一員として、奉仕理念の実践に努めること。

4.奉仕理念に結ばれた企業人と専門職に携わる人々の世界的な団体として、国際理解、親善、平和を促進すること。

という基本目標の達成を目指さねばなりません。それこそが、会長として最も重きを置き活動する指針であり、行動の礎であると考えています。

 

【クラブ運営について】

ロータリアンであることの喜びを感じながら、クラブの円滑な運営を各組織委員会、委員長、副委員長、委員の皆さんで積極的に行っていただきたいと思います。基本運営方針に沿いながら、豊富なアイディアを出し合う参加型の楽しい例会運営が実現できれば、地域社会での奉仕活動もより活発になり、入会希望者やロータリーに関心を示す人も増えることが期待できます。

皆さんは、ロータリーのことを詳しく知らない人に、「ロータリークラブというのは何をやっている団体ですか?」と聞かれたらどのように答えますか?

その質問に対して答えるには、ロータリーの五大奉仕(クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、新世代奉仕)を通じて「地域を育む」ことが第一だと考えます。それこそが、地域に根ざした私たちロータリークラブの第1 の使命であるはずだからです。

白河ロータリークラブにおける「地域」とは、まずは白河市、そして福島県です。私たちの活動が白河市や福島県の発展に少しでも貢献できるよう、「地域を育む」ことに注力する1年にしたいと考えています。

1.明るく活気に満ちた組織風土である

2.親睦と友情を育む機会がある

3.充実したロータリーライフを享受する

会員がクラブに求めるものは、上記のようなことではないでしょうか。そしてそれこそがクラブの理想像です。

会員満足度が高まれば、クラブの組織活性も高まります。活気に満ちたクラブづくりは永遠のテーマでもあります。今年度、全ての会員が充実したクラブライフを享受できるよう、そしてロータリアンであることの喜びを実感できるようなクラブ運営に努めます。

その他、RⅠ会長賞への挑戦、地区重点目標への協力はもちろんのこと、以下のクラブ重点目標を掲げて取り組んで参ります。

クラブ重点目標

1.「地域を育む」奉仕活動を実践する。

2.親睦Fellowshipを育み、ロータリー家族と交流する機会を増やす。

3.ロータリー研修(新会員・現会員)を強化する。

4.例会を充実し、出席率を向上させる。

5.委員会活動、炉辺的会合を実施し活性化する。

6.友好クラブとの交流を推進する(御坊・行田)。

※メークアップという出席補填の方法による出席率向上の推進

 RCの例会に都合で出席できない場合、例会開催日の前後2週間以内に、以下の方法でメークアップすれば、出席補填できます(標準RC 定款9条)

1.他クラブの例会に出席する:市内・県内・全国・海外(ロータリーの国際的ネットワークの価値)

2.クラブの奉仕活動に参加する

3.地区会合(セミナー、地区大会)や国際大会に参加する

4.地区内ローターアクトクラブの例会に出席する

5.E クラブに出席する(ウエブサイトにアクセス)

 

【女性会員の増強について】

歴史ある白河ロータリークラブ初の女性会長という立場から、ロータリーと女性会員について述べさせていただくのは私の責任であると考えています。

ロータリーの中核となる価値観の一つに「多様性」“Diversity”がありますが、女性会員を増やしてゆこう、というのもその「多様性」を重視する価値観に基づいています。ロータリーに女性が入会を認められたのは1989年、今から22年前のことで、そんなに昔のことではありません。女性を入会させる動きは1970年代からありました。

1977年、米国カリフォルニア州のデュアルテRCは当時のRI定款やクラブ定款に抵触することを承知で女性を入会させ、RIから除名されます。

1987年、米国連邦最高裁判所は、RCが性別を理由に女性を拒否できないという判決を下します。これを受けてRIは、ようやく「米国のクラブは、性別に関係なく、会員候補者を公正に検討するよう奨励する」という声明を発表しました。

全世界のRCで女性の入会が正式に認められたのは、その2年後の1989年の規定審議会で、「RCの会員は男性に限られる」という定款の要件を削除するよう可決されてからです。

私は、日本のロータリーの女性会員はまだまだ少なすぎると考えています。現在、世界のロータリークラブにおいて⼥性会員の締める割合約21%であるのに対し、⽇本の⼥性会員の⽐率は10%と非常に低く、第2530地区では6.6%に留まっています。帝国データバンクの調査では、2004年、日本の企業全体で女性社長の比率は5.6%でした。2018年になると、7.8%にまで増加しており、その比率は年々上がってきています。この現状を踏まえ、私は⼥性会員の増強により⼒を入れる必要性を感じています。

専門職種では、10%を超える業種も増えてきました。たとえば、ドクターは2004年の時点ですでに16.5%でした。このようなことから、時代や産業構造の変化に対応して、職業分類表や未充填職業を見直し、新会員候補者を探索すれば、「自然に」女性会員が増えていくと考えています。

より柔軟で多様性のあるクラブ運営を行い、今後の女性会員増強に大いに期待しているところであります。

上記のことを達成するためには、まず我々が以下のことを実践してまいりましょう。

感化し励ます人になるために、率先して、真っ先に、先頭に立って活躍しよう。その行動こそ、地域の目に留まり、より多くの人々にロータリーのことを理解していただける機会となります。

我々は、今一度原点に立ち返り、地域のために何をなすべきかを自ら考え行動しなければなりません。その行動によって、地域における公共イメージと認知度を向上させ、一緒に活動する仲間と他団体とのパートナーシップを増強させていきます。

これらを踏まえ、2018-19年度白河ロータリークラブテーマを

地域貢献、奉仕の実践

率先して,真っ先に,先頭に立って活躍しよう!

とさせていただきます。

 

今後、この目標を会員一人ひとりが意識し、友情を深めながら明るく元気に思いやりのある事業を行います。その活動によって白河ロータリークラブが地域社会の「インスピレーション」となりましょう。

 

 【2018-2019年度白河ロータリークラブ理事・役員名簿】

pdf 理事・役員名簿 (0.9MB) (←クリックすると開きます。)